Webディレクターとして副業にチャレンジしたいものの、案件の獲得方法や営業力に不安を感じていませんか?
私自身もそのような不安を抱えたまま副業を始めましたが、フリーランスエージェントを活用することで継続案件を獲得でき、今年で独立6年目(フリーランス2年→法人4期目)を迎えます。
フリーランスエージェントの公式サイトで公開されているWebディレクターの案件をのぞくと、「フルリモートOK」「週2から参画可能」「エンド直請け月単価50万円以上」のような副業案件が豊富に見つかります。
この記事では、Webディレクターの副業案件を獲得する方法を中心に、具体的な業務内容や単価相場、将来性について解説します。
Webディレクターの副業案件をお探しの方は、Findy Freelance・リモグ・レバテックフリーランスの活用がおすすめ。フルリモート可能で週1〜2日でジョインできる副業案件が豊富。
サービス名 | 特徴・おすすめ理由 |
---|---|
【第1位】 Findy Freelance |
・週1〜3日(平日)稼働可能な案件割合が50.2% ・フルリモート可能な案件の割合が91.8% ・スタートアップのエンジニア案件に特化 |
【第2位】 リモグ |
•週2日•夜間だけ参画できる副業案件が豊富 •保有している案件の全てがフルリモート可能 •応募から参画までのスピードが速い |
【第3位】 レバテックフリーランス |
・案件数/利用者数業界No1のフリーランスエージェント ・ユーザーの平均年収は876万円 ・週3日から参画できる案件が豊富 |
Webディレクターの副業内容・単価相場
働きやすさ | リモートワーク・常駐案件の割合は半々 |
---|---|
平均年収 | 450万円 |
必須スキル | 営業 / 進行管理 / 品質管理 / Webデザイン / Webマーケ / コーディング |
案件獲得方法 | フリーランス専門エージェント / 制作会社・広告代理店の下請け |
ポイント | Webクリエイターとチームを作り、制作案件の仕事を巻き取ることで年収UP |
Webディレクターは、主にWebサイトを制作する際に指揮をとる人のことを指します。
具体的には、PMと同行でクライアントとの打ち合わせに参加し、課題や要望をヒアリングして要件定義を行い、その内容を踏まえてデザイナーやコーダー、ライターなどの制作スタッフに指示を出し、Webサイトが完成するまでの進行管理や品質管理を行うのが主な仕事です。
フリーランスで働くWebディレクターの平均年収は約500万円です。『レバテックフリーランス』のようなフリーランス専門エージェントで公開されているWebディレクターの案件をのぞくと、30万円〜60万円/月のレンジの案件が多いです。
Webディレクターは常に人手不足な状態が続いているので、単価相場は上昇傾向にあり、会社員よりも高めの設定になっています。クライアントとの交渉次第では、80万円/月も可能なラインです。
Webディレクターが副業案件を獲得する方法
Webディレクターが営業工数をかけず、かつ安定して副業案件を獲得するには、フリーランスエージェントを活用することが最も有効です。
実務経験豊富なWebディレクターであれば、フルリモートOK・週2日の参画でOKな副業案件を紹介してもらえます。この章では、Webディレクター向けの副業案件が豊富なフリーランスエージェントを厳選して2社ご紹介します。
Findy Freelance | 週1〜3日(平日)稼働可能な案件割合が50.2%
『Findy Freelance』は、スタートアップのエンジニア案件に特化したフリーランスエージェントです。フルリモート可能な案件の割合が91.8%、週1〜3日(平日)稼働可能な案件割合が50.2%と働き方の自由度が高い案件を多く扱っています。
スタートアップの案件が中心となっているので、GoやPython、React、TypeScriptなど、トレンドの開発案件が豊富です。
また、GitHubと連携し、フリーランスのスキルをAIが自動分析して数値化し、それを企業が評価してマッチングするなど、他のフリーランスエージェントにはない独自システムを採用しています。
Remogu(リモグ) | 週2日•夜間だけ参画できる副業案件が豊富
『リモグ』は、保有している案件の全てがフルリモート可能なフリーランスエージェントです。週2日/夜間だけ参画可能なエンジニアの副業案件も多数取り扱っています。
リモグに掲載されている案件のほとんどが直案件であるため、中間マージンが発生せず、月収80万円以上の案件が大半を占めています。
週2日、夜間だけの参画が可能なので、案件の掛け持ちによる収入アップを目指すフリーランスや副業を始めたいエンジニアにおすすめです。
Webディレクターの副業案件例(業務内容・単価・必須スキル)
この章では、フリーランスエージェントの公式サイトで公開されているWebディレクターの副業案件例をご紹介します。
週2日稼働できる副業案件例(制作ディレクター)
以下の案件は、上記のフリーランスエージェントで公開されている週2日からジョインできる副業案件です。
案件名 | 【LPO/EFO/CRO/コンテンツ企画/編集/文章作成】自社サイトの改善、コンテンツ企画に携わるディレクター募集 |
---|---|
想定月収 | 〜500,000円 |
週稼働日数 | 週2日 |
業務内容 | 自社コーポレートサイトの改善、コンテンツ企画を担当いただく予定です。 |
求めるスキル | ・Webディレクターとしてサイト改善等に携わった経験 ・レガシーな商材・ビジネスモデルのデジタル化PJに携わった経験 |
フルリモートで稼働できる副業案件例(マーケティングディレクター)
以下の案件は、上記のフリーランスエージェントで公開されている「フルリモートOK」な副業案件です。
案件名 | 【SNS運用/広告運用】ナイトワーカー向けのプロフィールサイトサービスの開発においてマーケティングディレクター募集 |
---|---|
想定月収 | 〜900,000円 |
週稼働日数 | 週3日 |
業務内容 | ナイト業界で働く女性に向けたオリジナルプロフィールサービスの運用/開発を行っております。 こちらのサービス改善提案やマーケティング施策考案をお願いします。【業務詳細】 ・サービスに関わるプロダクトの企画、仕様策定 ・プロジェクト管理、ディレクション ・外部会社との渉外業務 ・SNS運用計画の策定 ・PV / CV向上施策の提案・実行 |
求めるスキル | ・女性向けのtoCサービスグロース経験 ・SNS運用/Web広告の経験 ・ナイト業界(キャバ嬢)への関心 ・webサービスのマーケティング経験 ・Google Analyticsでの分析経験 ・SEOに関する知見 ・記事のディレクション経験 |
Webディレクターが副業を行うメリット
トレンドをキャッチアップしやすい
副業を行うことで、様々な制作現場に参画することになり、トレンドをキャッチアップする機会が増えます。
本業で同じような業務を繰り返しているだけだと、業界のトレンドに追いつけなくなり、転職・独立する際にWebディレクターとしての市場価値が低く評価されてしまいます。
また、副業で知識やスキルレベルを上げておくことで、本業で任される仕事が増えるなど、現職での昇給・昇格も期待できます。
仕事につながる人脈ができる
副業を行うことは様々な制作現場に参画することになり、参画先の社長やPMなど、決裁権者と繋がることができます。
もし、副業で成果を出せば、フリーランスとして業務委託契約を打診され独立できたり、正社員としてヘッドハンティングされることもあるでしょう。
副業先で信頼を積み重ねることで、新たな仕事を紹介してもらえるケースも多々あるので、本業と同じ姿勢で業務に臨むようにしましょう。
エージェント経由だと高単価で稼働できる
実務経験が3年以上あるWebディレクターであれば、週2日の稼働でも20万〜40万円/月以上の単価で稼働できます。
実際に、『Findy Freelance』で掲載されているWebディレクション案件をのぞくと、週2日稼働案件の平均月額単価は約30万円ほどでした。
ただし、実務経験3〜5年以上を採用条件としている案件が多く、実務経験が浅い方はエージェント経由の案件の獲得は難しいでしょう。
Webディレクターが副業を行うデメリット
本業の就業規則に違反していると解雇されることも
Webディレクターが副業を行う際は、本業で働く会社の就業規則を必ず確認しておきましょう。
副業禁止の会社で、万が一副業がバレたら解雇される可能性があります。副業が許可されていても、〇〇万円/月以上副業収入がある場合、会社に申請する必要があるケースもあるので必ず就業規則を確認しておきましょう。
法人を設立して役員報酬を0にするなど、副業収入を隠すことも可能ですが、会社を設立しているのがバレてしまえば元も子もないので注意が必要です。
Webディレクターの将来性
すでに、Webサイト制作やアプリ開発、システム開発の現場では、ノーコードツールやChatGPTが多用されています。また、Web広告のクリエイティブ制作やSEO記事の制作現場などでもAIツールが活用されています。
Webディレクターの主な業務はプロジェクトの指揮・管理であり、クライアントや制作チームとコミュニケーションを取り、プロジェクトの進行を円滑に進めることがミッションです。
多くの知的労働がAIに代替されているなか、多くのスタッフとのコミュニケーションを必要とする業務・職種はAIに代替されづらいです。少なくとも、各種アウトプットを制作する業務よりは代替が進んでいないのが現状です。
Webディレクターの業務内容はAIに代替されづらく、将来性が高い職種であるといえます。
Webディレクターの副業に関してよくある質問
Webディレクターの副業は稼げないって本当?
結論、実務経験が豊富なWebディレクターは、平日の夜や土日を活用することで20万円/月以上の案件にチャレンジできます。
実際に、フリーランスエージェントである『Findy Freelance』の掲載案件をのぞくと、フルリモート・週2日稼働で20万円/月以上の案件が豊富に見つかります。
納期がタイトであったり、プライベートの時間を削る必要はありますが、場合によっては本業以上の収入を得ることができます。
Webディレクター初心者・未経験でも副業で稼げる?
Webディレクターとしての実務経験が1年未満の場合、そもそも副業案件を獲得するのが難しいです。
なぜなら、Webディレクターの副業案件における必須条件として「実務経験3年以上」のような実務経験を問われるからです。
知り合いから案件を紹介してもらえるなどコネがある場合を除いては、実務経験を3年以上積んだのち副業にチャレンジすることをおすすめします。
Webディレクターの副業案件における時給相場は?
Webディレクターの副業案件における時給目安は以下の通りです。
実務経験 | 時給目安 |
---|---|
1年未満 | 1,000円〜2,000円 |
1年〜3年 | 2,000円〜3,000円 |
3年〜5年 | 3,000円〜5,000円 |
5年以上 | 5,000円〜1万円以上 |
要件定義や設計などの上流工程やチームマネジメントの経験があれば、より高い時給で副業案件に参画できるでしょう。
在宅・リモートで稼げるWebディレクターの副業案件の見つけ方は?
在宅・リモートで稼げるWebディレクターの副業案件を獲得するには、フリーランスエージェントの活用がおすすめです。
特に『リモグ』は保有案件の全てがフルリモート可能な案件です。フルリモート・週2日稼働でも20万円/月以上の案件が豊富なのでぜひチェックしてみてください。
週1・土日でも取り組めるWebディレクターの副業案件は存在する?
週1・土日でも取り組めるWebディレクターの副業案件はゼロではありませんが、案件数としてはかなり少ないです。
また、週1・土日稼働の案件は人気が高く、応募倍率が高くなる傾向にあり、最低でも3年〜5年以上の実務経験が求められます。