Midworksは、 最近上場した株式会社Branding Engineerが運営するフリーランスエージェントです。案件保有数は常時10,000件以上あり、正社員並みの福利厚生が強みです。
Midworksの評判について、実際に利用したユーザーのレビュー・口コミの満足度をもとに、メリット•デメリットを徹底検証していきます。
◎ エンド直請けの高単価案件が豊富
◎ ブランク期間の給与保障制度がある
◎ ブランク期間を空けないよう調整してくれる
◎ 正社員並みの福利厚生制度が魅力
△ 週5日常駐案件がメイン
△ 実務経験が浅いと登録はできても案件は紹介してもらえない
× リモートワーク可能な案件の割合が低い
× 地方で参画可能な案件が少ない
『フリーランス白書2024』によると、フリーランスエージェントを利用するエンジニアは増加傾向にあり、2019年と比べると利用者は約2倍になっています。
フリーランスとして廃業する方のほとんどが、エージェント(仲介業者)を利用せず、自力でクライアントを開拓しているというデータがあるので、息の長いフリーランスになるためには積極的にエージェントを活用することをおすすめします。
フリーランスとして6年以上活動し、実際に5社フリーランスエージェントを利用した筆者がおすすめするフリーランスエージェントは以下の2社。
サービス名 | 特徴・おすすめ理由 |
---|---|
【第1位】 レバテックフリーランス |
エンジニアの登録者数No1のフリーランスエージェント。 週2〜5日常駐でがっつり稼げる開発案件が豊富。利用者の平均年収は876万円と業界最高水準。 |
【第2位】 ITプロパートナーズ |
週3日の参画でOK、フルリモートOKなど、柔軟な働き方ができる案件数は業界No1。9割がエンド直案件なので、フルリモートでも高単価を実現。 |
Midworksのサポート内容や案件の特徴
運営会社 | 株式会社Branding Engineer |
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対象 | エンジニア / デザイナー / ディレクター / PM |
最高単価 | 150万円/月 |
サポート内容 | ①業務交通費の支給(最大3万円まで) ②キャリアアップ支援費の支給(月額1万円まで) ③クラウド会計サービスの支援(freee、弥生会計) ④フリーランス協会への無料加入 ⑤スポーツクラブ・宿泊施設・レンタカー・グルメ・エンターテインメントなどのサービスを割引で利用可能 ⑥Midworks提携中の生命保険料の半額支援 ⑦Midworks経由で案件探し時にブランクができた際の報酬を保障(60%) ※Midworks事業部内の審査、規定あり。 |
案件数 | 約1万件 |
支払いサイト | 20日 |
手数料 | 非公開 |
対応エリア | 関東圏(東京、埼玉、神奈川、千葉)関西圏(大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、三重、和歌山) ※リモートの場合、全国対応可能 |
『Midworks』は、 株式会社Branding Engineerが運営するフリーエンジニア専門のエージェントです。案件保有数は常時10,000件以上あり、業界最大手のレバテックフリーランスに匹敵する案件数です。
Midworksの特徴はいくつかありますが、中でも正社員並みの待遇で、フリーランス特有のリスクを軽減できるという点が大きな魅力です。例えば、案件が途切れてしまった際の給与保障制度(審査あり)や、生命保険料の半額負担があります。
また、Midworksでは経験豊富なキャリアコンサルタントが登録から参画後まで手厚くサポートしてくれます。案件の紹介時には、要望を深堀りし、中長期的にエンジニアとしてどうなりたいかといった方向性まですり合わせてくれます。
・正社員並みの福利厚生
・給与保障制度がありブランクが空いても期間も安心
・エンジニア目線のクリアな契約を実現
・フリーランスには嬉しい割引特典多数
・PMやコンサルなど上流工程の案件も豊富
Midworksの評判・口コミまとめ
それではMidworksの評判を見ていきましょう。まずは良い評判から。
良い評判・口コミ
Midworksのポジティブな評判で多かったのは「給与保障などの福利厚生が充実している」「担当者が親切に対応してくれた」という口コミです。
midworksのように給与保障された状態でフリーランスになれるって凄い時代だなと思う。会社員のメリットは給与が保障されてることだけど、フリーでも給与保障されてるなら、そっちの方が時給も上がってありだと思う。
(引用元:X)
色んなWeb系エージェント活用してますがMidworksが個人的には一番おすすめです。
・交通費支給
・参画外期間の給与保障
・保険料負担
・書籍・勉強会代支給(引用元:X)
Midworksさんと面談わず〜!今後の理想の働き方を伝えたらおすすめの言語とか色々教えてくれた。案件携われるのはおそらく1年以降と伝えたにも関わらず、親身にお話聞いてくれて勉強になった。
(引用元:X)
Midworksが今のところ案件探すなら良いかも
・単価高い
・サポートが充実(確定申告とか諸々)
・自分のPC使える案件多い(重要)と結構いい感じ(引用元:X)
SNS上ではいい評判だけでなく、悪い評判もちらほら見受けられたのでそちらも見ていきます。
悪い評判・口コミ
悪評としては「手数料が高い」「実務経験が浅いと案件を紹介してもらえない」といったネガティブな口コミも見受けられました。
友達がミッドワークスに直請け案件を要求
↓
書類突破
↓
商談当日、SES会社に引き渡される
↓
SES会社の営業と常駐先へ商談あそこは直請けの概念が違うのかな?SES会社に引き渡すだけで、永続20%の手数料はやりすぎ。
(引用元:X)
実務経験1年半のRailsエンジニアワイもフリーになろうと思ってMidWorksを利用しました。3月始めから案件探しを開始し、その後3月末までこちらからメッセージを送るまで連絡が来ず、返信内容も案件探しが厳しいという内容でした。
(引用元:X)
口コミ・評判から分かるMidworksのメリット
Midworksを活用するメリットは以下の4点です。
それでは、順に見ていきましょう。
ブランク期間の給与保障がある
Midworksには給与保障があります。給与保障とは、Midworksから仕事をもらっていたけど、契約が切れて仕事がなくなった期間に、想定単価の60%が貰える仕組みです。給与保障の期間は1ヶ月です。
プロジェクトが予期せぬ形で終了してしまっても、次の仕事が見つかるまでの1ヶ月間は給料を保障してくるので、安心して次の仕事を探すことができます。
給与保障の適用には審査があるので、詳しくはカウンセラーにご相談ください。
福利厚生が充実している
前述の通り、Midworksは正社員並みの待遇でフリーランスをサポートしてくれます。生命保険料の半額負担や賠償責任補償は、フリーランスにとってはほんとにありがたいですよね。
Midworksのフリーランス賠償責任補償の内容としては、例えば
常駐先のPCを壊してしまった・・
不注意で情報漏洩してしまった・・
納品物が著作権を侵害していた・・
などのケースでは、一般的にフリーランスに損害賠償請求をされます。一方で、フリーランス賠償責任補償があれば、万が一損害賠償請求をされても被害を最小限に抑えることができます。
エンド直請けの高単価案件が豊富
Midworksは、エンド直請け案件をメインに取り扱っています。エンド直請けとは、間に仲介業者を挟まず、参画先の企業と直接取引することです。
エンド直請けは余計なマージンが取られず、その分参画しているフリーランスに還元されるので、高単価になりやすいです。
Midworksで公開されている案件をのぞくと、100万円/月越えの開発案件がたくさん見受けられました。案件の詳細が気になる方は、ぜひ無料登録してチェックしてみてください。
ブランク期間を空けないよう調整してくれる
Midworksでは、契約期間満了前月の中旬に、現場継続か終了かの意思確認があります。
終了の場合は、即座に次の案件の提案をしてくれるので、ブランク期間を空けずに次の新しい案件に参画できます。
口コミ・評判から分かるMidworksのデメリット
電話がしつこくかかってくるという声も
Midworksの悪評においては、「電話がしつこい」といった口コミが複数見つかりました。
Midworksで会員登録を済ませると、担当者から現在の稼働状況や希望条件についてヒアリングの電話がかかってきます。その後、Midworks経由の稼働がなければ、定期的にヒアリングの電話がかかってきます。
私自身もこのような電話が煩わしく感じるタイプなので、「他の案件に参画していて忙しい」「必要があればこちらから連絡するので2度と電話してこないでほしい」ときっぱり伝えています。
実務経験が浅い方には案件の紹介ができない
Midworksの悪評においては「案件を紹介してもらえなかった」といった口コミが複数見つかりました。
Midworksは、高単価案件やリモートワーク可能な案件が魅力のひとつです。一方で、フリーランスとしてこのような案件を発注してもらうには、高い技術力と実務経験が必要です。
エンジニアとしての実務経験が1年未満の方は、Midworksに登録はできても仕事を紹介してもらうことは難しいです。実務未経験でのフリーランス転身は、案件の獲得や単価交渉が難しくおすすめできません。
なので、実務経験や実績を積むために、まずは『レバテックキャリア』をはじめとしたIT転職エージェントを活用し、会社員として1年以上の実務経験を積んでから独立することをおすすめします。
Midworksはどんな人におすすめ?
Midworksは、案件を獲得したいフリーランスエンジニアの中でも、以下に該当する方におすすめです。
・エンジニアとして1年以上の実務経験がある
・100万円/月を超える常駐案件を探している
・リモートワーク可能な案件を探している
・福利厚生を重視したい方
・入念な選考対策を行いたい
・案件参画後もサポートを受けたい
『Midworks』は、上流工程に携われる案件も豊富なので、将来的にディレクターやPM、ITコンサルタントにキャリアチェンジしたいフリーランスエンジニアにもおすすめです。
登録から業務開始までの流れ
この章では、Midworksに会員登録してから業務を開始するまでの流れを、4ステップで解説します。
会員登録
Midworksを利用するには、まずは『公式サイト』から無料で会員登録する必要があります。
氏名やメールアドレス、生年月日、お住まいの都道府県、職種・スキルなどの基本情報を登録します。必要最低限の項目なので登録は1分ほどで完了します。
登録が完了すると、担当者から連絡がくるので、面談・カウンセリングに進みます。会員登録後、公開中の案件に関しては募集要項を確認できるのでチェックしておきましょう。
エージェントと面談
エージェントとの面談は、電話またはMidworksのオフィスにて対面で行われます。
面談では、これまでの経歴や今後のキャリアプランをヒアリングされるほか、希望の単価や働き方(リモートor常駐)、参画開始日、稼働日数をヒアリングされるので、事前に話す内容をまとめておきましょう。
案件紹介・企業と面接
面談時のヒアリング内容をもとに、自分の希望条件に合ったフリーランス案件を紹介してもらえます。
参画したい案件があれば、Midworksの担当者から企業に推薦され、企業担当者との面談に進みます。面談日の日程調整は担当者が行なってくれます。
契約の締結・業務開始
面談後、内定がもらえた場合は業務委託の契約手続きに進みます。参画開始日や単価、働き方などの希望条件については、Midworks担当者が企業に交渉してくれます。
希望条件について企業と合意できれば業務委託契約を締結し、クライアント企業での業務が開始されます。
案件参画中も、Midworks担当者による定期的なフォローがあり、仕事内容や職場について気になる点はいつでも相談できます。
Midworksに関するよくある質問
登録料はかかりますか?
利用料金は一切かかりません。 案件情報の閲覧、登録、担当のコンサルタントとのご相談、参画、その後のフォローまで全てのサービスを無料でご利用いただけます。
週3、4日などでの常駐可能な案件はありますか?
はい、あります。 例えば、起業前や起業直後で自身のサービス開発の時間を確保したいという方が、週3、4日の案件に参画しています。
週3、4日などの案件は人気があるため、まずはカウンセリング面談にてご相談いただければと思います。
客先常駐案件とはなんですか?
フリーランスとして、企業に週5日で常駐業務を行う案件です。 正社員時と働き方を変えずに、フリーランスとして高収入が見込めるため、初めてフリーランスになる方におすすめの働き方です。常駐案件で経験を積んでリモート案件へ参画する方も多くいらっしゃいます。
契約期間も数ヶ月ごとに更新できるため、自身のキャリアプランに合わせて案件を経験し、キャリアアップしていくことも可能です。
フリーランスになるための手続きがよくわかりません。
フリーランスになる際に、税務関連や保険関連などの手続きが必要になります。 Midworksでは、専属税理士のご紹介や保険周りのサポートもしておりますので、複雑な手続きも分かりやすくお手伝いさせていただきます。
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