マネーフォワードクラウド会計の利用を検討する際、実際のユーザーの評判・口コミは事前に確認しておきたいポイントです。
「簿記の知識がなくても帳簿できる?」
「経理作業が自動化されるって本当?」
クラウド会計ソフト選びで失敗しないためにも、このような疑問点は事前に解消しておくべきです。
この記事では、実際にマネーフォワードクラウド会計を活用したユーザーの口コミや評判をもとに、マネーフォワードクラウド会計を活用するメリットやデメリットをご紹介します。
マネーフォワードクラウド会計の料金体系や主な機能
運営会社 | 株式会社マネーフォワード |
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料金プラン(個人) | パーソナルミニ:800円/月 パーソナル:980円/月 パーソナルプラス:2,980円/月 |
料金プラン(法人) | スモールビジネス:2,980円/月 ビジネス:4,980円/月 |
サポート | メール / チャット / 電話 |
『マネーフォワードクラウド会計』は、家計簿アプリで有名なマネーフォワード社が提供するクラウド会計ソフトです。
クラウド会計ソフトなので、インターネットさえつながれば、パソコンやスマートフォンでいつでも最新版のサービスが利用できます。
マネーフォワードクラウド会計で一番便利な機能は、取引明細の自動取得機能です。普段使っているインターネットバンキングの口座や、クレジットカードと同期することで、入出金の明細データを自動で取り込んでくれます。
取り込まれたデータは、人工知能が勘定項目を自動で提案してくれるので、会計業務がかなり効率化できます。今までデータ入力にかけていた時間と人件費を節約できるのは、非常に大きなメリットです。
マネーフォワードクラウド会計の料金プラン
『マネーフォワードクラウド会計』は、個人事業主用と法人用の2つのプランがあります。すべてのプランに30日間の無料お試し期間があるので、実際に使ってみて導入するか検討できます。各プランの内容と料金は以下のとおりです。
プラン | 月払い | 年払い |
パーソナルミニ | 980円/月 | 800円/月 |
パーソナル | 1,280円/月 | 980円/月 |
パーソナルプラス | – | 2,980円/月 |
パーソナルライトとパーソナルの違いは、請求書機能にあります。請求書を多く発行する人はパーソナルプランがおすすめです。サポートを手厚くしたい人はパーソナルプラスを選ぶといいでしょう。
プラン | 月払い | 年払い |
スモールビジネス | 3,980円/月 | 2,980円/月 |
ビジネス | 5,980円/月 | 4,980円/月 |
法人向けプランの2つの大きな違いは、登録できる部門の数とクラウドストレージの容量です。
マネーフォワードクラウド会計の口コミ・評判
マネーフォワードクラウド会計を利用しているユーザーの、Twitterに寄せられた口コミをまとめてみました。ユーザーのリアルな声が気になる方はぜひ参考にしてみてください。
良い評判・口コミ
マネーフォワードクラウド会計のポジティブな評判で多かったのは「会計知識がある人はfreeeより使いやすい」という口コミです。
MFクラウド会計を使っています。税理士さん用のアカウントも作れます。
会計の知識がある人は直感的なfreeeより使いやすいと思います。金額浮かせたい場合は月額会員になって使う月以外は解約しておく技も多分使えるはず(笑)
(引用元:X)
今週MFクラウドの環境設定が少し進んだんだけど、一部の機能しか使ってない今で既にかなり便利だ。入出金確認に毎日取引銀行分のネットバンキングにログインしてたのは小さなペイン。MFはAPI連携したIB口座を一元管理できる。実際に使うと改めて効果の高さを実感するな。
(引用元:X)
会計ソフトは個人事業主の時からずっとMFクラウド。サクッと仕訳入力するならFreeeよりも使いやすい気がする。
(引用元:X)
【物販の経理はクラウド会計が便利】
おすすめは連携できる銀行・クレジットカードが圧倒的に多い
①freee
②MFクラウド使い方も簡単なので、まだ導入していない人はおすすめ。MFクラウドは口座残高が連動基準で、手動で修正が必要がないので、私はMFクラウド派
(引用元:X)
オンライン(クラウド)の会計ソフトを一通り試したが、MFクラウド会計がおすすめ。基本的な複式簿記のインターフェイスと補助勘定が使える。freeeだと違算や仕訳の間違いに気が付きにくい。移行に対応している他の会計ソフトの種類が多くて、移行時の設定が簡単。
(引用元:X)
悪い評判・口コミ
悪評としては「スマホで記帳しづらい」といったネガティブな口コミも見受けられました。
freeeは使いづらいんだけど、スマホ対応と分析が神。MFは使いやすいんだけど、所詮会計ソフトのクラウド版なんだよなぁ。スマホ対応もくそすぎるし。
(引用元:X)
MFクラウド請求書、UIがリニューアルされた。全体的に使いやすいんだけど、品目のところが自由入力しにくくなってて、それがかなりクリティカルに使いにくい。それ以外は別に前のでも新しいのでもどっちでも良いかな、という印象。
(引用元:X)
気になった点としては、スマートフォンアプリの使いにくさがあげられます。マネーフォワードクラウド会計のアプリでは、口座残高の確認や損益グラフは見れますが経理作業はできません。
口コミ・評判から分かるマネーフォワードクラウド会計のメリット
取引明細を自動取得
マネーフォワードクラウド会計で一番便利な機能は、取引明細の自動取得機能です。普段使っているインターネットバンキングの口座や、クレジットカードと同期することで、入出金の明細データを自動で取り込んでくれます。
取り込まれたデータは、人工知能が勘定項目を自動で提案してくれるので、会計業務がかなり効率化できます。今までデータ入力にかけていた時間と人件費を節約できるのは、非常に大きなメリットです。
帳簿・レポートの自動作成
マネーフォワードクラウド会計で登録された取引は、仕訳の内容をもとに様々なレポートを作成できます。作成できるレポートは以下の5種類です。
・キャッシュフローレポート
・収益レポート
・費用レポート
・得意先レポート
・仕入先レポート
それぞれグラフつきで作成できるので、状況を一目で把握できます。
決算書作成機能
決算書作成機能では、日々の経理処理で入力・仕訳されたデータから決算書を作成できる機能です。
日々の経理処理を行っていれば、ボタンを押すだけで見やすい決算書が作れます。まとめられた決算書は、貸借対照表や損益計算書としてファイル出力が可能です。
充実した連携サービス
マネーフォワードクラウド会計は、金融機関以外にも、クラウドソーシング・決済・POS・ECサイトなどと連携できます。
連携サービスで発生したお金の動きを自動で取得し、仕訳をしてくれます。頻繁に利用するサービスがマネーフォワードクラウド会計と連携できれば、大きく会計業務を削減できます。
安心のセキュリティ
マネーフォワードクラウド会計では、金融機関と同じ水準でデータの保護をしています。
日本工業規格JIS Q 15001に適合するプライバシーマークや、グローバルスタンダードの TRUSTeも取得しているので安心です。
口コミ・評判から分かるマネーフォワードクラウド会計のデメリット
簿記の基礎知識が必須
マネーフォワードクラウド会計の画面には、会計の専門用語がでてきます。当然その意味を知らなければ操作できない部分もあるので、基本的な簿記・会計の知識が必要です。
会計の知識を身につけることは、お金の管理能力や税金の知識を身につけることになるので学んでおいて損はありません。
サポート内容の制限
マネーフォワードクラウド会計には多くの利用者がいるため、すべての疑問にサポートが答えてくれるとは限らないのが状況です。
そのため、具体的すぎる経理や税務の相談は、明確な回答をもらえないこともあります。まずはチャットでのサポートを使って様子を見てみましょう。
freee・やよいの青色申告との比較
『マネーフォワードクラウド会計』と『freee』を比較すると、それぞれターゲットにしているユーザーが違っています。freeeは経理がわからない人でも使える用に作られているのに対し、マネーフォワードクラウド会計がターゲットにしているのは、経理の基礎知識がある人です。
経理の経験がある人には、マネーフォワードクラウド会計は使いやすいソフトといえます。一方で、マネーフォワードクラウド会計と『やよいの青色申告』の最安プランを比較すると、やよいの青色申告の方が安く導入できます。
ただし、やよいの青色申告の最安プランにはサポートがついていないので、サポートがあった方が安心という人にはマネーフォワードクラウド会計の方がおすすめです。
よくある質問
いいえ、発生しません。月額もしくは年額プランの基本料金のみでご利用いただけます。
有料プランに自動で契約されることはございません。
有料プラン申込時にクレジットカード情報をご登録いただくことで、契約および自動更新が開始されます。
パッケージ型会計ソフトとは異なり、税法改正や消費税の増税にあわせて無料でアップデートします。
また、クラウドバックアップなので、端末の破損や紛失、災害時もビジネスデータは安全です。
従業員数10名以下の中小企業から、大企業まで幅広くお使いいただいております。
はい、導入でご不明な点はチャットまたはメールでお問い合わせいただけます。
データ移行の代行も承っておりますので、他社ソフトからお乗り換えの方は「移行おまかせ」サービスの利用もご検討ください。