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【2024年】ハローワーク職業訓練校の評判・口コミや人気コース

ハローワークの「職業訓練校」でスキルや知識を身に付けたいとお考えですね?職業訓練校を上手く利用すれば、無料でスキルの取得ができて、転職先の選択肢を増やすことができます。

一方で、職業訓練校の制度はあまり周知されていないので、「どのようなコースがあるか分からない」「手続きの方法がわからない」と悩まれている方が多いと思います。

この記事では、職業訓練校を受講するメリットやデメリット、人気のコース、実際の受講者のリアルな評判についてご紹介します。

職業訓練校とは?

職業訓練校』は、国や地方自治体が主体となって運営しており、年間30万人以上の求職者に利用されています。職業訓練校の申込みはハローワークで行うので、スキルの習得だけでなく、新しい転職先が見つかるまで転職のサポートを行ってくれます。

また、最近では新しいコースの新設など、職業訓練校の需要が増えてきており、専門学校や大学に委託をして職業訓練を実施する委託訓練も増加しています。

職業訓練校は全国各地に校舎があるので、現在休職中の方で、これから新たに市場価値が高いスキルを身につけてから転職活動を行いたいという方におすすめの制度です。

職業訓練の種類

離職者訓練

一般的に、職業訓練と呼ばれるものは『離職者訓練』のことをさします。実費負担はテキスト代のみで、基本的に無料で受講できます。

また、条件を満たすことで失業保険の受給期間を延ばしたり、交通費手当を受けられる場合があります。

求職者支援訓練

前述の離職者訓練は失業保険を受給している方が対象ですが、求職者支援訓練は失業保険の受給が終了した方も対象となります。

主に、国や地方自治体から依頼を受けた民間が行っている職業訓練校で、転職に有利にはたらくスキルを無料で取得できます。

求職者支援訓練の受講要件は以下の通りです。

・雇用保険被保険者、雇用保険受給資格者ではない
・就労の意思と能力がある
・ハローワークに求職の申し込みをしている
・職業訓練が必要だとハローワークが認めている

在職者訓練

在職者訓練』は、文字通り在職中の方が受講できる職業訓練で、平日の夜や土日に開催されています。前述の職業訓練とは違い、テキスト代のほかに1回数百~数千円程度の受講料がかかります。訓練期間は2~5日ほどです。

訓練の内容は、国もしくは地方自治体が実施しているかによってかなり異なるので、しっかりカリキュラムを確認しておく必要があります。

学卒者訓練

学卒者訓練』は、中学・高校の卒業生を対象にした有料の職業訓練です。カリキュラム内容は専門性ごとに普通課程、専門課程、応用課程と分けられており、それぞれ数十万円の入学金と年間授業料がかかります。

訓練期間は、普通課程で1~2年、専門課程・応用課程では2年と定められています。

職業訓練校の入学資格

職業訓練は誰でも受講できるわけではありません。受講するためには「受講開始日からさかのぼって1年以内に公共職業訓練を受講していないこと」が必須条件となります。

また、休職中の方であればハローワークに求職申込みを行っていることが必須条件となります。

職業訓練の選考方法はコースによって異なり、面接・書類選考・筆記試験・適性検査などが行われます。倍率の高いコースでは、当然選考の結果にによって不合格となることもあるので注意が必要です。

人気の職業訓練コース

1位:Web制作

Web制作コースは、「Webクリエイター養成科」「Webデザイン科」などが含まれるコースで、職業訓練の中では最も人気のあるコースです。直近では、定員933名に対して応募者が1890名だったので、倍率は約2倍です。

近年、Webエンジニアやデザイナーの求人需要はかなり増加してきており、年収も上昇傾向にあります。また、リモートワークもしやすくフリーランスとしても独立しやすい職業なので、今後さらに受講倍率が上がると予想できます。

Web制作コースで習得できるスキルは以下の通りです。

・HTML5
・CSS3
・Adobe Illustrator
・Adobe Photoshop
・Dream Weaver
・JavaScript
・PHP

受講後は、Web制作会社や広告代理店、事業会社のWebエンジニア、デザイナーとして転職される方が多いです。

職業訓練校でプログラミングを学ぶって実際どう?口コミ・評判や体験談を徹底分析この記事では、職業訓練校でプログラミングを学ぶメリットやデメリット、実際の受講者のリアルな評判についてご紹介します。...

2位:宅建不動産・金融FP

宅建士やファイナンシャルプランナーの資格を取得するための知識を学ぶコースです。直近では、定員360名に対して応募者が599名なので、倍率は約1.7倍です。

宅建士の資格はかなり難易度が高く、合格率は15%ほどです。独学や通信で合格できるような資格ではないので、職業訓練でしっかり学んでつまずいた箇所は必ず講師に質問するようにしましょう。

宅建不動産・金融FPコース受講生の主な就職先は以下の通りです。

・不動産売買における営業職
・保険・証券の営業職
・住宅メーカー・建設会社
・不動産投資家

職業訓練受講者の評判・口コミ

実際に、職業訓練を利用している受講者の、Twitterに寄せられた口コミをまとめてみました。ユーザーのリアルな声が気になる方はぜひ参考にしてみてください。

職業訓練校に通うメリット

受講手当や交通費が受け取れる

公共職業訓練の受講者は、日額500円の受講手当を受け取ることができ、最大40日分(合計2万円)が支給されます。

授業で使用するテキスト代は自己負担ですが、受講手当でまかなえるので実質無料となります。また、訓練校までの交通費の支給もあり、交通費は上限4万2,500円/月となります。

公共交通機関を利用する場合は、一番安い経路の1ヶ月分の定期代が支払われ、車やバイクで通う場合は距離によって支給されます。

失業保険の受給手続きを代行してもらえる

離職中の方が失業保険を受給するためには、1ヶ月ごとの失業認定日にハローワークに足を運び、職員と面談をして転職活動の状況を報告する必要があります。

一方で、公共職業訓練を受講すると、毎月の失業認定日に訓練校側が失業保険の受給手続きを代行してくれるので、ハローワークに通わなくても失業保険を受給できます。

職業訓練校に通うデメリット

民間のスクールと比べるとサポートの質が劣る

例えば、民間のプログラミングスクールであれば講師が現役のエンジニアで、もし転職活動に失敗してしまった場合、授業料は全額返金を謳っているスクールが多いです。

一方で、職業訓練校でプログラミングを教える講師は、すでに定年を迎えた元エンジニアや、実務経験はないがプログラミングに詳しい人が講師を勤めているケースが多く、現場で活かせるスキルが身につかない可能性があります。

民間のプログラミングスクールであれば、転職のサポートも現役のエンジニアがサポートしてくれるので、転職成功率は天と地ほどの差があります。

ブラック企業の求人も含まれる

ハローワークは行政機関であるため、企業は無料で求人を出すことができます。一方で、転職サイトや民間のスクールで求人を募集すると、一人当たりの採用に100万円以上のコストがかかります。

要するに、ハローワークに求人を出している企業は、常に人材不足で退職率が高く、資金的な余裕がないブラック企業である可能性が高いです。

もちろん、大企業やホワイト企業の求人も含まれていますが、転職サイトなどに比べるとブラック企業の割合が高い可能性があります。

素早く転職を目指すなら民間スクールがおすすめ

例えば、職業訓練でエンジニアとしてのスキルを身につけて転職を目指すのであれば、前述の「Web制作コース」を受講することになるのですが、応募倍率は2倍を超えているので確実に受講できるわけではありません。

また、受講できたとしてもそこから数ヶ月間は失業保険のみで生活しなければならず、転職活動ができるのは受講後になるため、新しい職に就けるまでかなりのタイムラグがあります。

一方で、民間のプログラミングスクールであれば、最短3ヶ月の転職支援付きのプログラムもあり、転職できなければ受講料を全額返金してもらえるスクールも多いです。

職業訓練校よりも、短期間で確実にエンジニアとして転職したいという方はヒューマンアカデミーの『DXエンジニア総合コース』がおすすめ。転職成功率90.9%、延べ9万人以上の修了生が転職に成功している実績があります。

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