インフラエンジニアとして副業にチャレンジしたいものの、案件の獲得方法や営業力に不安を感じていませんか?
私自身もそのような不安を抱えたまま副業を始めましたが、フリーランスエージェントを活用することで継続案件を獲得でき、今年で独立6年目(フリーランス2年→法人4期目)を迎えます。
フリーランスエージェントの公式サイトで公開されているインフラエンジニアの案件をのぞくと、「フルリモートOK」「週2から参画可能」「エンド直請け月単価50万円以上」のような副業案件が豊富に見つかります。
この記事では、インフラエンジニアの副業案件を獲得する方法を中心に、具体的な業務内容や単価相場、将来性について解説します。
インフラエンジニアの副業案件をお探しの方は、リモグ・レバテックフリーランスの活用がおすすめ。
サービス名 | 特徴・おすすめ理由 |
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【第1位】 リモグ |
•週2日や夜間だけ参画できる副業案件が豊富 •保有している案件の全てがフルリモート可能 •月収80万円以上の開発案件多数 |
【第2位】 レバテックフリーランス |
・エンジニアの登録者数No1のフリーランスエージェント ・フルリモート可能な高単価案件が豊富 ・ユーザーの平均年収は876万円 |
インフラエンジニアの副業内容・単価相場
平均年収 | 720万円 |
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必須スキル | サーバー / ネットワーク / プログラミング / インフラ設計 / セキュリティ等 |
案件獲得方法 | フリーエンジニア専門エージェント |
ポイント | 設計・開発だけでなく、運用(保守)も任されるケースが多いので、長期間の案件になりやすい |
インフラエンジニアの仕事内容を大きく分けると、設計・ 構築・ 運用(保守)の3つに分けられます。
設計:ITインフラの設計は要件定義から始まります。要件定義の設計作業ではプログラムをイメージしながら、動作フローやエラーハンドリングまで組み込む必要があります。
構築 :ハードウェアの運搬や組付け、設置も構築作業に含まれます。ハードウェアの設置と接続が終わったら、ソフトウェアのインストールと設定を行い、動作確認と負荷テストを行います。
運用(保守):すべての構築とテストが終われば運用開始です。24時間365日動作させ続けるために動作を監視し、万が一のトラブルの際は即対応しなければなりません。
フリーランスで働くインフラエンジニアの平均月額単価は60万円です。実務経験1年未満ですと25万円~30万円、3年で中央値付近の55万円~65万円、5年以上で80万円〜が相場となっています。
1つのプロジェクトに関わると、長期案件になりやすいのがインフラエンジニア案件の特徴です。インフラの設計や構築自体も長期間を要しますが、サービスの運用が開始したら保守や監視の仕事も任されることが多いです。
後任者に引き継ぐとしても、引継ぎまでの期間はかなりまとまった時間が必要になります。長期間のプロジェクトへの参加はフリーランスにとってはかなりありがたいですね。
インフラエンジニアが副業案件を獲得する方法
フリーランスエージェントを活用する
インフラエンジニアが営業工数をかけず、かつ安定して副業案件を獲得するには、フリーランスエージェントを活用することが最も有効です。
実務経験が豊富であれば、フルリモート可能で週2日から参画できる副業案件を紹介してもらえます。この章では、インフラエンジニアの副業案件が豊富なフリーランスエージェントを厳選して2社ご紹介します。
Remogu(リモグ) | 週2日•夜間だけ参画できる副業案件が豊富
『リモグ』は、保有している案件の全てがフルリモート可能なフリーランスエージェントです。週2日/夜間だけ参画可能なエンジニアの副業案件も多数取り扱っています。
リモグに掲載されている案件のほとんどが直案件であるため、中間マージンが発生せず、月収80万円以上の案件が大半を占めています。
週2日、夜間だけの参画が可能なので、案件の掛け持ちによる収入アップを目指すフリーランスや副業を始めたいエンジニアにおすすめです。
レバテックフリーランス | エンジニアの登録者数No1のエージェント
『レバテックフリーランス』は、エンジニアの登録者数・業界認知度No1のフリーランスエージェントです。
稼働しているエンジニアの平均年収は876万円で、月収100万円以上稼ぐエンジニアが多く在籍しています。
キャリア面談や入念な選考対策はもちろんのこと、案件参画後のサポートも手厚いので、初めてフリーランスや副業にチャレンジされる方にレバテックフリーランスはおすすめです。
インフラエンジニアの副業案件例(業務内容・単価・必須スキル)
この章では、フリーランスエージェントの公式サイトで公開されているインフラエンジニアの副業案件をご紹介します。
それでは、順に見ていきましょう。
週1〜2日で働ける副業案件(インフラ構築)
以下の案件は、上記のフリーランスエージェントで公開されている週1日からジョインできる副業案件です。
案件名 | 【AWS/Docker】成長中の最先端マーケティング企業でインフラエンジニアを募集 |
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想定月収 | 〜900,000円 |
週稼働日数 | 週1日 |
業務内容 | 既存サイトのリニューアルで、インフラ構築を担当してもえるエンジニアを募集します。 ・開発言語:Ruby、CoffeeScript ・フレームワーク:Ruby on Rails ・データベース:MySQL、Redis ・インフラ、ミドルウェア:AWS、Docker、nginx、GCP ・AWS EC2、RDS、S3、SQS、ECS/ECR、Lambda ・CI/CD:CircleCI、GitHubAction、Capistrano |
求めるスキル | ・AWS(またはGCP)を使用したインフラの構築・運用経験 (AWS ECS/ECR、RDS、S3、SQS、Lambda、CloudWatch) ・Dockerを使用したWebサービス運用経験 ・GitHubを用いた開発経験 |
土日でも稼働できる副業案件(システムの高速化)
以下の案件は、上記のフリーランスエージェントで公開されている「土日でも稼働できる」副業案件です。
案件名 | 弊社支援実績多数!働きやすを求めるインフラエンジニア募集 |
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想定月収 | 〜300,000円 |
業務内容 | 弊社ナイトレジャーアプリのシステムの高速化ができる人材を募集しています。弊社では基本的にはAWSを使っていますが、スマホのアプリだと、最小工数でリリースしていくものの、イベントなどの際の急なアクセス増加での高負荷を耐えうるためにシステムを整理していただきます。 リソースモニタリングから入ってもらい、ユーザー側から使ってもらってみての検証などまでお願いします。 |
求めるスキル | ・何かしらのプログラミング言語などの使用経験 ・トラフィック増などによるシステム負荷の解消や高速化などの経験 ・新規リリースのアプリでの経験 ・大規模Webアプリケーションやスマートフォンアプリ(ゲームなど)での実績 |
フルリモートで働ける副業案件(インフラ移行)
以下の案件は、上記のフリーランスエージェントで公開されている「フルリモートOK」な副業案件です。
案件名 | 【AWS/Linux/フルリモート】クラウド印刷システムインフラ移行の求人・案件 |
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想定月収 | 〜700,000円/月 |
業務内容 | クラウド印刷システムのインフラ移行に携わっていただきます。下記を行っていただきます。 ・基本設計、詳細設計 ・製造、単体テスト |
求めるスキル | ・Linuxサーバーの構築経験 ・構成管理ツールのAnsibleの使用経験 ・AWS環境での構築経験 ・アジャイル開発経験 |
インフラエンジニアが副業を行うメリット
トレンドをキャッチアップする機会が増える
副業を行うことで、様々な制作・開発現場に参画することになり、トレンドをキャッチアップする機会が増えます。
本業で同じような業務を繰り返しているだけだと、業界のトレンドに追いつけなくなり、転職・独立する際にインフラエンジニアとしての市場価値が低く評価されてしまいます。
また、副業で知識やスキルレベルを上げておくことで、本業で任される仕事が増えるなど、現職での昇給・昇格も期待できます。
エージェント経由だと高単価で稼働できる
実務経験が3年以上あるインフラエンジニアであれば、週2日の稼働でも20万〜40万円/月以上の単価で稼働できます。
実際に『レバテックフリーランス』で掲載されているインフラエンジニア案件をのぞくと、週2日稼働案件の平均月額単価は約30万円ほどでした。
ただし、実務経験3〜5年以上を採用条件としている案件が多く、実務経験が浅い方はエージェント経由の案件の獲得は難しいでしょう。
仕事につながる人脈が広がる
副業を行うことで、参画先の社長やPMなど多くの決裁権者と繋がることができます。
もし、副業で成果を出せば、フリーランスとして業務委託契約を打診され独立できたり、正社員として高待遇でヘッドハンティングされることもあるでしょう。
副業先で信頼を積み重ねることで、新たな仕事を紹介してもらえるケースも多々あるので、本業と同じ姿勢で業務に臨むようにしましょう。
インフラエンジニアが副業を行うデメリット
副業収入が20万円以上だと確定申告が必要
本業とは別に、副業収入が20万円/年超えると確定申告する必要があります。もし、確定申告を怠ると本来徴収される税金に加え無申告加算税が上乗せされます。
副業収入が20万円/年を超える場合は、クラウド会計ソフトなどを活用して日々帳簿をつけておきましょう。
初心者・実務未経験だと条件交渉が難しい
インフラエンジニアは在宅案件や時短(週1〜2日)案件が豊富な点が魅力のひとつです。一方で、リモートや時短案件を発注してもらうためには、インフラエンジニアとして豊富な実務経験が求められます。
最近ではプログラミングスクール卒業後すぐにフリーランスを目指す方が多いですが、実務未経験だと密にフィードバックしてもらう必要があるので、在宅や時短で働ける副業案件には参画しづらいです。参画できたとしても、強気で単価交渉するのは難しいです。
まずは会社員として3年程度の実務経験を積んだ上で副業を始めることをおすすめします。
インフラエンジニアの副業に関してよくある質問
インフラエンジニアの副業は稼げないって本当?
結論、実務経験が豊富なインフラエンジニアは、平日の夜や土日を活用することで20万円/月以上の案件にチャレンジできます。
実際に、フリーランスエージェントである『レバテックフリーランス』の掲載案件をのぞくと、フルリモート・週2日稼働で20万円/月以上の案件が豊富に見つかります。
納期がタイトであったり、プライベートの時間を削る必要はありますが、場合によっては本業以上の収入を得ることができます。
インフラエンジニアの副業案件における時給相場は?
インフラエンジニアの副業案件における時給目安は以下の通りです。
実務経験 | 時給目安 |
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1年未満 | 1,000円〜2,000円 |
1年〜3年 | 2,000円〜3,000円 |
3年〜5年 | 3,000円〜5,000円 |
5年以上 | 5,000円〜1万円以上 |
要件定義や設計などの上流工程やチームマネジメントの経験があれば、より高い時給で副業案件に参画できるでしょう。
在宅・リモートで稼げるインフラエンジニアの副業案件の見つけ方は?
在宅・リモートで稼げるインフラエンジニアの副業案件を獲得するには、フリーランスエージェントの活用がおすすめです。
特に『リモグ』は保有案件の全てがフルリモート可能な案件です。フルリモート・週2日稼働でも20万円/月以上の案件が豊富なのでぜひチェックしてみてください。
週1・土日でも取り組めるインフラエンジニアの副業案件は存在する?
週1・土日でも取り組めるインフラエンジニアの副業案件はゼロではありませんが、案件数としてはかなり少ないです。
また、週1・土日稼働の案件は人気が高く、応募倍率が高くなる傾向にあり、最低でも3年〜5年以上の実務経験が求められます。