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フリーランスのテストエンジニアになるには?業務委託案件の獲得方法も解説

フリーランスのテストエンジニアとして独立を目指しているものの、案件の獲得方法や営業力に不安を抱えていませんか?

私自身もそのような不安を抱えたまま独立しましたが、フリーランスエージェントを活用することで継続案件を獲得でき、今年で独立6年目(フリーランス2年→法人4期目)を迎えます。

フリーランスエージェントの公式サイトで公開されているテストエンジニアの案件をのぞくと、「フルリモートOK」「週2から参画可能」「エンド直請け月単価50万円以上」のような開発案件が豊富に見つかります。

この記事では、テストエンジニアがフリーランス案件を獲得する方法を中心に、具体的な業務内容や単価相場、将来性について解説します。

おすすめフリーランスエージェント

テストエンジニアのフリーランス案件をお探しの方は、レバテックフリーランスの活用がおすすめ。
週3日〜5日常駐でがっつり稼げる案件や、リモートワークOK・週3日から参画可能なフリーランス案件が豊富。

サービス名 特徴・おすすめ理由
レバテックフリーランス 案件数・利用者数・知名度とも業界No1のフリーエンジニア専門エージェント。
週2〜5日常駐でがっつり稼げる案件が豊富で、利用者の平均年収は876万円と業界最高水準。

テストエンジニアのフリーランス案件における仕事内容

働きやすさ 常駐案件がメイン
平均単価 58万円/月 (エージェント利用者)
必須スキル プログラミングスキル / ソフトウェアに関するスキル / Selenium・Appium・Ranorexなどのテスト自動化ツールの知識
案件獲得方法 フリーエンジニア専門エージェント
ポイント JSTQB認定テスト技術者資格やIT検証技術者認定試験、ソフトウェア品質技術者資格などの資格を取得することで案件獲得に繋がりやすい

テストエンジニアとは、ソフトウェア開発におけるテスト計画の策定・実行・テスト結果の報告と改善提案を担当するエンジニアです。

従来、ソフトウェア開発におけるテスト工程は、実務経験が浅い若手エンジニアが担当するケースが多かったですが、品質要求の高まりやセキュリティ要件の高度化などから、テスト技法に詳しいエンジニアが担当するようになってきています。

この章では、テストエンジニアの具体的な仕事内容について解説します。

テスト計画の策定

テスト計画の策定工程では、テスト対象の仕様調査とテスト観点の抽出、テスト計画の作成を行います。

開発者とミーティングを行い、テスト対象の機能やテスト範囲、優先順位を決め、計画書に落とし込みます。

テストの設計

テスト設計の工程では、テスト計画書に基づいてテスト観点やテスト技法、テストケースなどのテスト設計を行います。

テスト観点とは、重点的にテストを実施すべき観点を決定することで、どのようなテスト技法が適しているかを判断します。

テストケースとは、テストの設計図を作成することであり、テスト設計の仕様書とテストケースの作成が主な作業内容です。

テストの実行

テスト設計をもとにテストを実行します。

テストはテスト自動化ツールを活用して自動化させるケースや、エンジニアが手作業で実施するケースもあります。

レポートの作成・改善提案

テストが完了したら、結果を資料にまとめて、開発者やプロジェクトリーダーなどの上流工程担当者に報告します。

もし、テストケースに不備があったり、追加のテストが必要になった場合は、再テストを行うこともあります。

また、ソフトウェアの改善点や不具合が見つかった場合、改善提案も同時に行います。

テストエンジニアのフリーランス案件における単価相場

フリーランス専門エージェントである『レバテックフリーランス』でテストエンジニアの案件を検索すると約820件の案件がヒットし、月平均単価は約58万円/月でした。最高単価は90万円、最低単価は12万円です。

テストエンジニアの案件は月10万円程度のものから90万円のものまであり、エンジニアの実務経験によって年収の差が大きく開いています。

単価が低い案件は、実質テスターのような業務内容のものが多く、単価が高い案件はテスト設計や結果の分析など、高い技術力が求められる傾向にあります。

また、近年テストの自動化ツールが普及したことで、AIによって膨大なテストケースを正確に実行できるようなり、ツールを導入している開発現場ではテスターの求人需要が減少しています。

テスターが担当するような単純作業においては、AIに代替されていく傾向にありますが、テスト設計や結果の分析など自動化が難しい領域では、変わらずテストエンジニアが求められており、テスト自動化ツールの正確性を検証する際にも必要とされます。

テストエンジニアがフリーランス案件を獲得する方法

フリーランステストエンジニアが案件を獲得するためには、フリーエンジニア専門エージェントに登録することが最も効率的です。

フリーランスとして廃業する方のほとんどが、エージェントや代理店を利用せず、自力で企業に営業しているというデータがあるので、息の長いフリーランスになるためには積極的にエージェントを利用することをおすすめします。

ITプロパートナーズ | 週3日・フルリモートで稼働できる案件が豊富

ITプロパートナーズはITフリーランス専門のエージェントであり、フルリモート可能で週3日から稼働できるフレキシブルな案件を数多く取り扱っています。

週5日常駐以外の案件はどうしても単価が低くなりがちですが、ITプロパートナーズは商流を挟まないエンド直案件が9割なので高単価案件が多いです。

自由度の高い働き方をしたいフリーランスや、フリーランス案件を掛け持ちしたい方、受託で稼ぎつつ自社サービスの開発準備をしたい起業家にもおすすめです。

レバテックフリーランス | 週2〜5日稼働の常駐案件がメイン

レバテックフリーランス』は、業界認知度・ エンジニア登録者数No1のフリーランスエージェントです。

フリーランスのテストエンジニアの案件は約820件掲載されています。週5日常駐の高単価案件に加え、週3日から参画可能で、フルリモートOKな案件も豊富に見つかりました。

キャリア面談や入念な選考対策はもちろんのこと、案件参画後のサポートも手厚いので、初めてフリーランスになる方にレバテックフリーランスはおすすめです。

テスターのフリーランス案件例

フリーランスエージェントの公式サイトで公開されているテスターのフリーランス案件をご紹介します。

月単価50万円を超えるテスターのフリーランス案件例

以下の案件は、上記のフリーランスエージェントで公開されている「月単価50万円以上」のフリーランス案件です。

案件名 【テスター】クラウドサービス品質保証の求人・案件
想定月収 550,000円/月
業務内容 ・クラウドサービスの品質保証を目的としたテスト作業をご担当いただきます。
・メイン作業として、アプリケーションが仕様に沿った動作をしていることをレビューやテストで確認し、開発者に問題点をフィードバックしていただきます。
・多機能なため、最初の半年はシステムの仕様理解に従事いただき、軽微で小規模な案件からテスト作業に参画いただく見込みです。
求めるスキル ・テストエンジニアの実務経験(1年以上)
・テスト設計の立案、テスト仕様書の作成、テスト結果報告までの一連の経験
・デシジョンテーブルなどテスト技法に関する知見
・ソースコードの解析スキル(言語問わず)

週3日から稼働できるテスターのフリーランス案件例

以下の案件は、上記のフリーランスエージェントで公開されている「週3日の稼働でも参画できる」フリーランス案件です。

案件名 【MySQL/テスト設計】金融プラットフォーム開発におけるQAエンジニアの案件・求人
想定月収 〜300,000円/月
業務内容 為替や証券、FXなどトレーダー向けのプラットフォーム開発において
開発リソースが不足しているため、開発をサポートいただける方を募集しています。プロジェクトの詳細としては、4つのプロジェクトが走っておりそのすべてを並行しながら開発を進めています。
求めるスキル ・テスター実務経験(テスト実施):3年以上
・QA実務経験(テスト設計):2年以上

フルリモートで稼働できるテスターのフリーランス案件例

以下の案件は、上記のフリーランスエージェントで公開されているフルリモートでジョインできるフリーランス案件です。

案件名 オンライン金融プラットフォームの開発におけるテスター募集
想定月収 〜600,000円/月
業務内容 オンライン金融プラットフォームの開発に従事いただきます。
主に仕様書作成やテスト業務に従事いただきます。パフォーマンス次第では将来的に上流工程にも携わっていただくことも可能です。
求めるスキル ・仕様書作成経験
・テスターとして業務に従事した経験
・WEBアプリ開発経験
・チーム開発経験
・Rubyを用いた開発経験(3年程度)

レバテックフリーランスのサイト内検索で「フルリモート」と検索すると、地方在住の方でも参画できるテスターのフリーランス案件が豊富に見つかるので、ぜひ案件情報をチェックしてみてください。

テストエンジニアがフリーランスを目指す上でよくある質問

初心者のテストエンジニアでもフリーランス案件を獲得できる?

実務未経験の状態で、フリーランスのテストエンジニアとして独立を目指すのはほぼ不可能です。

なぜなら、テストエンジニアのフリーランス案件に参画する際は、必須条件として「実務経験3年以上」のような実務経験を問われるからです。フリーランスは即戦力として現場に期待されるので、「未経験募集」の案件はほとんどありません。

なので、未経験からテストエンジニアとして独立を目指すのであれば、まずは「未経験募集」の求人を出している企業に正社員として転職し、3年以上の実務経験を積んだ上で独立を目指すことをおすすめします。

在宅・リモート可能なテストエンジニアのフリーランス案件はどのように探す?

フルリモート可能なテストエンジニアのフリーランス案件を獲得するには、フリーランスエージェントの利用が最もおすすめです。

特に『ITプロパートナーズ』は保有案件の7割がフルリモート可能な案件です。ITプロパートナーズのサイト内検索で「テストエンジニア リモート」と検索すると、地方在住の方でも参画できるフリーランス案件が豊富に見つかるので、ぜひ案件情報をチェックしてみてください。

テストエンジニアがフリーランスとして独立するメリット・デメリットは?

テストエンジニアがフリーランスとして独立することで「業務内容は同じでも会社員より高い単価で働ける」「フルリモート可能な案件が多く柔軟に働ける」「煩わしい社内イベントに参加しなくてもいい」などのメリットがあります。

一方で「社会的信用を得にくい」「確定申告や各種保険の手続きを行う必要がある」「業務委託の契約期間満了時のことを考えて、新規案件を開拓し続ける必要がある」などデメリットもあります。

フリーランスとして働くテストエンジニアの将来性は?

テストを自動化・効率化するツールが普及し、開発支援アプリケーションの性能も日々進歩していることから、テスト工程だけを担当するテストエンジニアの需要は今後減少する可能性が高いです。

特に、テスターが担当するような単純作業においては、設計や開発工程よりも早い段階でAIに代替されていく傾向にあります。

一方で、テスト計画の策定や、テスト結果の報告と改善提案ができるテストエンジニアはAIに代替されにくく、フリーランスエージェントが保有している案件においても比較的高単価な案件が多いです。

今後は「開発担当よりも広い視野を持つこと」「テストに関する知識や環境の共有」がテストエンジニアに求められます。

実務経験が浅い方は「JSTQB認定テスト技術者資格」「ソフトウェア品質技術者資格認定」などの資格を取得しておくことで、案件参画前の書類選考や面接で多少有利に立ち回れます。

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