この記事では、買い手や投資家に出会えるプラットフォームとして有名なM&Aクラウドを活用するメリット・デメリットや、実際にM&Aクラウドを利用しているユーザーのリアルな評判についてご紹介します。
M&Aクラウドの基本情報
手数料 | 無料(売り手側) |
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面談までの期間 | マッチング後1週間が目安 |
サービス内容 | ・M&Aや資金調達に関する相談(無料) ・M&Aアドバイザーのサポート(有料) |
備考 | ・買い手/出資企業を自分で探せる ・自分で売却情報を登録できる |
M&Aクラウドは、会社の売却を希望する企業と、買収を希望する企業が直接コミュニケーションを取り、仲介会社などを介さずM&Aを実行できるマッチングサービスです。
一般的なM&Aマッチングサイトでは、売り手側が情報を公開し、それを見た買い手側が交渉を打診するのがセオリーです。
それに対し、M&Aクラウドでは企業を買収したい買い手側が情報を掲載し、売り手側が交渉を持ちかけるシステムを採用しています。買い手側は求人広告のような感覚で、買収したい企業を探せます。
口コミ・評判から分かるM&Aクラウドのメリット
M&Aクラウドを活用するメリットは以下の3点です。
それでは、順に見ていきましょう。
買い手側企業の情報が網羅されている
M&Aクラウドでは、買い手側の詳細情報が網羅されています。過去のM&Aの実績や出資ニーズ、投資実績、写真付きの独占インタビューなどが掲載されています。買い手側企業の情報が網羅されているので、自社にマッチする企業が探せます。
現在、IT系上場企業の10%以上が買い手側として掲載されており、資金が潤沢で実績豊富なパートナーに出会える確率が高いです。
大企業だけではなく、勢いのあるベンチャー企業や、最近流行りのDXに関心のある企業も多数掲載されています。
仲介業者を挟まないので面談までスピーディー
M&Aクラウドは、仲介業者を挟まず直接買い手側にコンタクトを取ることができるので、仲介コミュニケーションのタイムロスがなく、会いたい企業にすぐ会うことができます。
マッチング後は、平均1週間で面談が実現しているそうです。
M&Aは、複数の候補先を比較検討することが多いので、1社1社とのコミュニケーションのスピードは早ければ早いほど良いディールが実現します。
売り手側の利用料は無料
M&Aクラウドは、売り手側には一切利用料がかかりません。仲介業者が存在しないので、余分な手数料を後から請求されることもありません。
買い手側の手数料は、買収金額によって異なりますが約3%程と低水準です。
口コミ・評判から分かるM&Aクラウドのデメリット
専門家のサポートは受けられない
M&Aクラウドは、アドバイザーを介さずに売買相手を探せる便利なサービスですが、専門家によるサポートを受けられません。
もし、「企業価値を高める方法を知りたい」「デューデリジェンス(DD)の際に評価される組織を作りたい」「売却の前後で発生するリスクを知りたい」などのニーズがある方は、専門家のサポートを受けることをおすすめします。
M&Aクラウドの評判・口コミ
実際に、M&Aクラウドを活用しているユーザーのレビュー・口コミや体験談を紹介します。
良い評判・口コミ
M&Aクラウドのポジティブな評判で多かったのは「頻繁にマッチングがあり活気的」という口コミです。
前職で利用させて頂いたM&Aクラウドさん。案件をいくつもマッチングしてもらい、実際に成立したものもあります。
M&Aのハードルをグッと下げる素晴らしいサービスなので、これから間違いなく伸びますね。
(引用元:X)
掲載直後に土屋さんを含め数件の売り手から打診を頂き、その後も予想以上にさまざまな企業からアプローチを頂いています。仲介や他のプラットフォームもいろいろと使っている中で、最も数多く案件が発生しているのがM&Aクラウドです。
(引用:ノマド家調査)
オープンかつダイレクトにやりとりするプラットフォームなので、会社を売却したい方や事業を売却したい方、業者のような方まで様々な方からアクセスがありましたが、とにかく活気があっていいですね。
(引用:ノマド家調査)
弊社NORTH AND SOUTHとして支援している株式会社M&Aクラウドへ出資をしました。
関わり始めて1年以上経ちましたが、ピュアにM&A自体の拡大を目指す及川さんを中心とした真摯な社風を愛してやまないのです。より深くつながる立場で支援できること、ワクワクしております。(引用元:X)
悪い評判・口コミ
悪評としては「電話でM&Aを急かされる」といったネガティブな口コミも見当たりました。
M&Aを急かされるようなことがあり不快に感じた。しつこく電話がかかってくる。
(引用元:ノマド家調査)
M&Aクラウドはどんな人におすすめ?
『M&Aクラウド』は、売り手は無料で利用することができ、仲介業者を挟まないので面談までスピーディーであるというメリットがありました。
一方で、専門家によるサポートは受けることができないので、ある程度M&Aに理解がある担当者が社内にいる場合に活用をおすすめします。
買い手側も、M&Aクラウドに自社のPR文を掲載できるので、会社の認知度を上げることができ、新たに進出していきたい分野の告知もできます。
売り手側は取引終了まで無料で利用できるので、事業売却を考えている、もしくは出資先を探している方は、M&Aクラウドに登録してみてはいかがでしょうか。
よくある質問
M&Aクラウドは業界初の募集型M&Aプラットフォームを運営しています。買い手企業が自社のM&A・出資ニーズを一般公開し広く買収・出資先を募るサービスです。
売り手企業側は、買い手企業の経営戦略や事業上の強みを含めたM&A・出資ニーズを知ることで、自社の成長を加速させることができる最適な買い手企業を探し出すことができるので、ミスマッチのないM&Aを進めることができます。
M&Aクラウドは売り手企業と買い手企業が、M&Aの仲介業者を介さずに、ご自身でオンライン上でM&Aに関わる交渉を行うことができます。
M&A・出資ニーズを掲載している買い手企業に売り手企業が自ら売却や資金調達に関するアプローチができる業界初のビジネスモデルを採用しており、人手を介さないことで効率的なマッチングが可能です。他社のオンラインプラットフォームは仲介業者が登録している案件が多く、仲介業者に支払う手数料が発生しますが、M&Aクラウドは売り手企業が直接登録しているため、余計な手間やコストをかけずに最適なパートナー候補に直接取引が可能です。
M&Aクラウドは、通常の仲介サービスとは異なり、着手金や中間金、成約手数料なしの完全無料でご利用いただけます。
買い手企業がM&A広告を出すことで売り手企業をオンライン上で集客できることから運営コストを格段に下げることに成功しており、また買い手から掲載費用と成約手数料をいただいているため、売り手企業様は無料でご利用いただけます。
M&Aクラウドは、売却先のみではなく、更なる事業の成長を見据えて資金調達先を探すことができるのも大きな特徴です。
買い手企業の情報がオープンなため、自社のパートナーとして本当にマッチした企業と直接やり取りができる仕組みの構築を可能にしており、多くの資金調達が実現しています。
M&Aクラウドは、会社の売却経験のあるメンバーが立ち上げた中小・ベンチャー企業向けのM&Aマッチングプラットフォームを運営するスタートアップです。
買い手と売り手の情報の非対称性から不利な取引がはびこる業界を変えるべく、業界初の募集型M&Aプラットフォームを開発しました。2018年に始まったばかりのサービスですが、リリースしてわずか3か月で9.2億円のディールが成立しているなど、爆発的な成長を遂げています。
引用:公式サイト